こどもってやつは・・・

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<<   作成日時 : 2005/02/25 10:32   >>

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保育士として働いてきて、ここ最近常に私を悩ませることがある。
漠然としているけど「保育士」っていったい何??ということ。

そもそも私は十数年前、「子どもが大好きだから」「自分も保育所で幼少期を過ごして楽しかったから」「子どもの成長のお手伝いをしたい」などという夢を叶え、保育士として働き始めた。
必死だったこともあるけど、毎日子どもたちに囲まれて本当に楽しい日々・・・。
「そう、こういうことがしたかったの!!」と思いながら、2年、3年と過ぎていった。

もちろん、年数を重ねていくうちに「楽しい」だけではなく「悩み」もでてきた。
だけど、その悩みは「子どものために考えること」で、一生懸命になれた。

そして転勤。ここでもいろいろと考えることがあった。
「子どもの人権」や「偏見」「差別」などという、今まであんまり意識していなかったことにも目を向けて、より「保育」や「子ども」について深く考え、自分の意見や思いを仲間たちと話し合っていきながら過ごした。気持ちは重くなるようなことが多かったけど、でも、「子ども」を中心に考えることができて充実していた。

しかし、今は違う。社会の流れ、親の意識の低さから子どもたちはかなり犠牲になっている。それなのに、子どもたちを助けることが出来ない・・・。
「子育てできない親」「子育てしない(ネグレクト)の親」「虐待」などなど、親がたくさんの問題を抱えるようになり、保育士の仕事の中で「親育て」というものがかなり大きなウエイトをしめるようになってきた。

子どもを保育所に預けている間、親は何をしているんだろう?
今は「親」が「保育所」を選ぶ時代になり、働いていなくても子どもを保育所に預けることが出来る。
実際、親と一緒にいるよりも保育所に来ているほうが「子どもらしい」生活を送れる子どもたちが多いのも事実。
でも、肝心なことが抜けている。
「保育所は親に楽をさせるために存在するのではない」
「保育所は親から子育てする機会を奪う場所ではない」

きっと世間では逆の見方をされるだろう。
「子育てに疲れた親にリフレッシュさせてあげる時間が必要」
「子育ての出来ない親に子育ての楽しさを伝えていくことが必要」と・・・。

確かにそれは間違っていない。だけど実際のところ、「子育て」について親に話をしたときに耳を傾ける人がどれだけいるだろう?リフレッシュした後に子どもを抱きしめて「早くあいたかったっよ」と感じる人がどれだけいるだろう?

ものすごーく子どもを大事にしている人もいる。その人たちの姿は「親」として当たり前の姿なんだろうけど、なぜかそういう人たちを見るとホッとする。
これって、なにかおかしくないか?

そう考えると「子どものために」と思っていろいろと考え保育しているつもりが、「子育てしなくても子は育つ、何とかなる、誰かが何とかしてくれると親に勘違いさせる手助け」をしているように思えてならない。
私ってこんなことをするために保育士になったんだろうか?

子どもの存在の素晴らしさや、持っている力の素晴らしさを親に伝えられないのは私の力不足なんだろうか・・・?

特に、私も母親となり、実際に関わる保護者と同年代であり・・・という状況なのに、この意識の違いは何なんだろう???

「保育士」は保育所で勤めていると、長くても小学校に送り出して数年までしか子どもの様子をうかがい知れない。
私が関わったあの気になる親子はどうなったんだろうか・・・と考えたりすることもある。
だけど、いくら考えても答えは出てこないし、見えてもこない。

保育所での「明るい笑顔」の裏で悩み苦しむ「保育士」の私。
子どもたちの明るい未来のために悩み、苦しんでいるのかなぁ・・・。

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こんにちは。 今日も暑い暑い。 保育園の 園児たちも半袖 で元気に遊んでます。 ...続きを見る
保育士パパのひとりごと
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
私も3年前まで保育士を10年していました。
保育職から離れた理由は、理想と現実に挟まれ悩み心が壊れたから・・・
保育士はただ子供を生かしておけばいいのか?何度も自問自答しました。
理想は「本当は子供と過ごしたいけれど仕事があり叶わない。だから、保育所で大事に育ててください」みたいなところであって欲しい。そして、仕事が終わったならば、あの子の顔がみたい!と小走りで帰ってくる父母・・・
でも、そういう人見かけなくなりましたね。言葉で大事といってる割には、
買い物した紙袋を持って迎えに来た親を見て、なぜか悔しい気持ちになる・・・
そんな状況をどうにもできないけれど、まずは自分の周りにいる子供たちを日々楽しく過ごせるようにしたい・・・と思いこの4月から新しい園で保育士復帰することにしました。あなたのように大事に子供を思いやる気持ちを持った保育士に出会えるならば、私の子供も保育所に預けたいと思います。
見つかるかなぁ・・・年度末で何かと大変ですが負けずに頑張ってください!


のんたん
2005/02/25 12:22
のんたんさん、ありがとうございます。はっきりいって私も心が壊れてしまうんじゃないか…と思いながら仕事をしています。(今は妊娠中で休んでいます。詳しくは「不育症」について書いてるところを読んでいただければわかります)仕事を仕事として割り切ってしまえばいいのかもしれない。でも割り切れない子どもの笑顔がある。一度この仕事を離れてみようか…とも思います。だけどなかなか踏み切れなくて。こんな納得できない仕事をしながらも我が子を朝7時半から夕方7時前まで保育園に預けている状況。これまた辛くて。でも救いなのは娘の園の保育士さんたちがとてもいきいきしていらっしゃること、そして娘が保育園大好きなことです。のんたんさん、お互い悩みながら頑張りましょうね。
管理人
2005/02/25 12:41
私も保育士をしています。私も全く同じ悩みに苦しんでいました。保護者にアドバイスをすれば、「先生に言われた」と苦情がいき上司からは注意され、あげく上司にまで「何も言わず保護者の言うことを聞いていればいい」と言われる始末です。でも、それでは、子供と保護者の距離がどんどん離れていってしまうばかりで、心の何かが欠けてしまった子供が増えているように思えてなりません。”子育て支援”ってなんなんでしょうね。その言葉ばかりが先走ってしまって、本当の意味の子育て支援じゃなくなっているようで悲しいです。
はっぴー(*^_^*)
2005/11/12 22:16
はっぴーさん、ありがとうございます。誰のための保育所なのかなぁ…?と思うと何だかとっても自分が偽善者のように感じてしまうんですよね。子育て支援をすること=楽しく子育てをできるためのサポートでないといけないと思うのですがなかなか難しいです。今は仕事を休んで「休みボケ」状態なので深く考え込むこともないですが、復帰したらまた同じことで苦しみそうです…。
管理人
2005/11/20 06:44

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